書をもって、街に出る

といいつつ、なかなか出ない

9月の文芸目録(1)~読書編~

あー、9月が終わってしまう・・・。

 

8月中旬までは、いろいろとてんやわんやの毎日だったが

9月に入ってからは光陰矢の如く日々が過ぎて言った印象。

 

しかし、夏が最後の余力を振り絞ってますな。

 

なんというか、蝉が引き際を見失っているじゃないか。

台風もまだちょっかい出してくるし。

 

おかげでこっちは、衣替えを済ませてしまった後に、結局また半そでシャツを引っ張り出す始末。

 

夏の終わりは今いずこ。

夏の終わり

夏の終わり

 

 

さて、月末ということで、今月読んだ本やらマンガやら、観た映画やらドラマやらアニメやらを目録風にしました。

 

備忘録的につくったので、見やすさとかはあんまり考えてないです。

申し訳ない。

 

なんか興味のあるものがあったら読んだり観たりしてみて下さい。

 

それではどうぞ。

          ~読書編~

<今月読んだ本>

むのたけじ『希望は絶望のど真ん中に』

 先日むのたけじさんがお亡くなりになったということで一冊拝読。むのさんの気骨に感服。

希望は絶望のど真ん中に (岩波新書)

希望は絶望のど真ん中に (岩波新書)

 

 

瀧本哲史『ミライの授業』

 近所の書店の店頭にあって、面白そうだったので衝動買い。こんな人たちに少しでも近づけたら楽しいだろうな。

ミライの授業

ミライの授業

 

 

筒井康隆文学部唯野教授

大学の体質なんてそう変わらんものなのかな。こんな教授いたら面白いけど。

文学部唯野教授 (岩波現代文庫―文芸)

文学部唯野教授 (岩波現代文庫―文芸)

 

 

稲泉連『僕らが働く理由、働かない理由、働けない理由』

 とりあえず自分は働いてみよう。

僕らが働く理由、働かない理由、働けない理由 (文春文庫)

僕らが働く理由、働かない理由、働けない理由 (文春文庫)

 

 

青山繁晴『壊れた地球儀の直し方ーぼくらの出番』

 ジャーナリストの凄絶さをひしひしと感じる。

壊れた地球儀の直し方 (扶桑社新書)

壊れた地球儀の直し方 (扶桑社新書)

 

 

土屋賢二『哲学者かく笑えり』

 ナンセンス哲学(?)。表紙絵はいしいひさいち

哲学者かく笑えり

哲学者かく笑えり

 

 

上原義広『日本の路地を旅する』

 ここでの路地とは、いわゆる被差別部落のこと。

日本の路地を旅する (文春文庫)

日本の路地を旅する (文春文庫)

 

 

メアリー・マッカーシー『アメリカの鳥』

 自意識と誠実さのジレンマ。

アメリカの鳥 (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集2)

アメリカの鳥 (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集2)

 

 

永岡書店編集部『世界の絶景パレット100』永岡書店、2014

 そりゃ、行ってみたいにきまってるじゃないですか。

世界の絶景パレット100

世界の絶景パレット100

 

 

<読み途中>

図書館の返却期限を気にしつつ

ガルシア・マルケス百年の孤独

 登場人物の名前ややこしすぎ。焼酎ではない。

百年の孤独 (Obra de Garc´ia M´arquez)

百年の孤独 (Obra de Garc´ia M´arquez)

 

 

鎌田慧『地方紙の研究』

 未来に向けて。

地方紙の研究

地方紙の研究

 

 

稲垣足穂一千一秒物語

 日常にいつのまにやら紛れ込むファンタジー。

一千一秒物語 (新潮文庫)

一千一秒物語 (新潮文庫)

 

 

常見陽平『僕たちはガンダムのジムである』

 ムリしてガンダムにならなくてもいいじゃん、という話。

 

酒井英行『宮本輝論』

 宮本輝が好きすぎて。

宮本輝論

宮本輝論

 

 

金時鐘編訳『尹東柱詩集 空と風と星と詩』岩波文庫、2012

 戦時下の日本で不遇の死を遂げた韓国人詩人の詩集。

尹東柱詩集 空と風と星と詩 (岩波文庫)

尹東柱詩集 空と風と星と詩 (岩波文庫)